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乳児健診
赤ちゃんが大人と違う点に成長と発達があります。
成長とは身長、体重などの身体的発育をいい、発達とは精神運動発達のような機能的発達を意味します。
そして乳児健診の目的と意義は、病気を見つけることだけではなく、いろいろな発達障害、視力、聴力障害の早期発見、育児相談、栄養相談など、きめ細かい個別指導を行うことにあります。
正常で生まれた赤ちゃんでもまれに発達に遅れが認められることがあり、早期発見及び専門的訓練により十分に正常の発達がのぞめるものもあり、また、単にお母さんの心配が先行することも多く、育児相談より不安感を取り除けることもあります。
予防接種
日本で受けられる予防注射と標準的な接種時期について紹介します。
【BCG(生ワクチン、1回接種)】
結核を予防するものです。
時期は生後6カ月~1歳までに打ちましょう。
【ロタワクチン(生ワクチン、2回または3回接種)】
口から飲むワクチンです。
2回飲むもの(生後6週~24週まで)と3回(生後6週~32週まで)飲むものがあります。
【DPT-IPV(4種混合)(不活化ワクチン、計4回接種)】
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオを予防するものです。
生後3カ月~1歳までに3回打ちます。さらに1歳にもう1回打ちます。
【DT(2種混合)(不活化ワクチン、1回接種)】
DTは小学校6年生の間に1回打ちます。
【Hib(不活化ワクチン計4回接種)】
インフルエンザ桿菌(ウイルスではありません)を予防するものです。
生後2カ月~1歳までに3回打ちます。さらに1歳にもう1回打ちます。
【肺炎球菌(不活化ワクチン計4回接種)】
肺炎球菌感染を予防するものです。
生後2カ月~1歳までに3回打ちます。さらに1歳にもう1回打ちます。
【B型肝炎(不活化ワクチン)】
B型肝炎を予防するものです。
生後2カ月~1歳までに3回打ちます。
【MR(生ワクチン、計2回接種)】
麻疹(はしか)、風疹(3日はしか)を予防するものです。
1歳と小学校に入る前の年(年長時)に打ちます。
【水痘(生ワクチン、2回接種)】
水痘(水ぼうそう)を予防するものです。
1歳になったら打てます。2回目は6~12カ月後に打ちます。
集団生活(保育園など)の入園前には打っておきたいワクチンです。
【流行性耳下腺炎(生ワクチン、2回接種)】
ムンプス(おたふく)を予防するものです。
1歳と小学校に入る前の年(年長時)に打ちます。
集団生活(保育園など)の入園前には打っておきたいワクチンです。
【日本脳炎(不活化ワクチン、計4回接種)】
日本脳炎を予防するものです。
3歳に2回(1~4週の間隔)打ちます。
さらに1年後1回打ちます。
9歳にもう1回打ちます。
【インフルエンザ(不活化ワクチン、1~2回接種)】
インフルエンザを予防するものです。
毎年流行するタイプが違うので予防のためには毎年打つ必要があります。
例年10月頃から12月頃の流行前に打ちます。
生後6カ月から打てます。
【ヒトパピローマウイルスワクチン】
子宮頸がんワクチン
小学校6年生~高校1年生の女子が3回打ちます。